frenchtoastsanのブログ

慶應生のひとりごと

日本の大学生と勉強

 「日本の大学生は全然勉強しない」と世間では言われます。まあある意味事実かもしれませんが、「日本の大学生の全てが全然勉強しない」とは全く別物だと思います。でも、この辺りを混同している大人ってたくさんいますよね。

 

 特に自分が若かった頃にろくに勉強してなかった大人こそ、そういう傾向がある気がします。

 

 僕は私立文系なので、世間から見れば「暇そう」「楽そう」と思われているかもしれません。というか実際、国立志望だった時には「私文なんて(以下略」と思っていました。

 

 でも入学してみれば、世間で言われてるような昼からの週2登校なんて実現することもなく。訳の分からないぐらい分厚い教科書を買わされ、カバンも体も何回も壊しています。持ち込み不可の1科目の試験だけで、数百ページの範囲を指定されることだって結構あります。それに毎週課題が多いので、休み時間に課題に取り組んでいる学生も、少なくないのです。

 

 私文の学生のみんながみんな、僕の周りのような環境ではないのは、もちろん分かっています。不真面目な学生は姿を表さないから、僕の目にあまり入らないだけかもしれません。

 

 だけど、ちゃんと学生の本分としての勉強をしてる学生もいるのに、「日本の大学生は〜」のような大きい主語でまとめられると、なんだか面白くないなあ、と思います。