frenchtoastsanのブログ

慶應生のひとりごと

普通

 

 よくいろんな人が「普通」こそが難しいと言いますが、その通りだと思います。

 

 昔は自分も「普通に」就職して「普通に」家庭を持つものだと思っていましたが、今となってはあまり現実味がないように思えます。

 

 まず、「普通に」就職するには就活をクリアしなければなりませんよね。一応行きたい企業というか業界はあるのですが、人気のところは倍率が高いのは間違いありません。そして、プライドが高いという自覚はあるので、きっと大学に行かなくても就職できるようなところに行くのは気が向かないと思います。ゼミの教授や身内には、大企業は向かないと言った主旨のことを言われるので、どこかの企業が拾ってくれるかどうかも怪しいですね。

 

 そして、「普通に」家庭を持つには当然相手が必要ですね。最近は家族連れやカップルを見かけると、自分にはきっと訪れない未来だ、と思ってしまいます。というのも、相手が欲しいと思えないので。もちろん恋人がいない負け惜しみではないですよ(笑) …って言って信じてもらえるかわかりませんが。

 

 あんまり意識されてないと思いますが、恋愛や性にどの程度重きをおくかって結構個人差あるので、「ほんとはリア充に憧れるんじゃないか」「そういうことに全く興味がないのが信じられない。嘘ついてるのでは」と直接言われても、実はそういう人間もいるんだけど、としか思えないです。言葉を濁すから良くないっていうのもあるかもしれませんけど。

 

 自由恋愛の現在では基本的には子供が自分の意思で相手を選んで結婚するわけなので、人を好きになれない場合はさらに結婚することが難しいということです。

 

 ここまで言うなら結婚しなきゃ済む話だ、という結論にもなりますが、世間体が気になってしまうのが情けないところです。30代後半ぐらいになると男でも女でも、「いつまで実家に寄生してるんだ」みたいな目で見られることって一般論としてありますよね。個人的には、収入の一部を家に入れてるなら構わないんじゃないかと思いますが。

 

 リアルのコミュニティでは口に出すことないですが、やっぱり「普通」って一番難しいと思います。